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社労士試験の合格率は平均8%台

最近10年の社会保険労務士の合格率

社会保険労務士合格率は、ここ数年若干よくなってきましたが、それでも8〜10%台の合格率で、国家試験の中では、難易度の高い試験といえます。

受験者数は、平成17〜19年は連続して減少しましたが、それでも約4万5,000人に達しています。

社会保険労務士試験は、大学受験と異なり、社会保険労務士として必要な知識をみるもので、基準以上の得点を取れば合格できます。
ですから、合格率に惑わされることなく、勉強を積み重ねることが大切です♪

<最近10年の社会保険労務士の合格率>
受験者数 合格者数 合格率
平成11年 35,894 2,827 7.9%
平成12年 40,703 3,483 8.6%
平成13年 43,301 3,774 8.7%
平成14年 46,713 4,337 9.3%
平成15年 51,689 4,770 9.2%
平成16年 51,493 4,850 9.4%
平成17年 48,120 4,286 8.9%
平成18年 46,016 3,925 8.5%
平成19年 45,221 4,801 10.6%
平成20年 47,568 3,574 7.5%
10年間の平均合格率→ 8.9%

他の国家資格との合格率の比較

参考までに、社会保険労務士以外によく知られている、主な国家資格試験と合格率を比べてみましょう。

・司法試験・・・・・・・・・・・・・1.5%
・公認会計士・・・・・・・・・・・17.1%
・弁理士・・・・・・・・・・・・・・・5.9%
・不動産鑑定士・・・・・・・・・10.1%
・司法書士・・・・・・・・・・・・・3.4%
・税理士・・・・・・・・・・・・・・・15.8%
・土地家屋調査士・・・・・・・8.0%
・宅地建物取引主任者・・・16.2%

これらの合格率をみると、さすがに司法試験がぐんを抜いて難関といえます。(司法試験は平成20年から新制度スタート)
もちろん、試験の合格率と難易度は、そのまま比例するとはいえませんが、合格率が10%を切る試験は、国家試験でもそう多くありません。

その点からすると、社会保険労務士はかなりのレベルの国家試験といえ、それだけ将来性や社会的信頼度が、高い資格といえます。

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