社会保険労務士 試験info>選択式試験とは
社会保険労務士の選択式試験
社会保険労務士で出題される選択式試験とは、いわゆる穴埋め式と呼ばれるもので、文章中の( )の中にあてはまる語句を1つ選んで、解答する問題形式です。
選択式試験では、8科目でそれぞれ1つの問題文が出題され、1つの問題文につき空欄になっている( )が5つあります。
8科目×5つの空欄=40問で満点が40点。
そして、( )にあてはまる語句は、社会保険労務士の問題文1つにつき、20個の選択肢が用意されており、その中から選ぶようになっています。
つまり、合計8つの問題文があり、それぞれに5つの( )があるわけです。
社会保険労務士の選択式試験の、持ち時間は80分間あり、1科目につき10分の時間配分になっていますので、落ち着いて取り組めば、失敗の少ない問題形式といえます。
また実施された試験で、正解率が非常に悪い問題については、救済措置もありますので、解けない問題があったとしても、気にしないようにしましょう。
それよりも、確実に得点できる問題で、間違いがないようにすることが、大切になってきます。
出題数と合格ライン
社会保険労務士の選択式試験では、各科目ごとと選択式試験の合計点の両方に対して、合格ラインが設定されており、下表のようになっています。
試験科目 | 出題数 | 科目ごとの 合格ライン |
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1 | 労働基準法 労働安全衛生法(安衛法) |
労働基準法 3問 安衛法 2問 |
各科目 それぞれ 3点以上 |
2 | 労働者災害補償保険法 (労災保険法) |
労災保険法 5問 雇用保険法 5問 (最近は徴収法からの出題はありません) |
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3 | 雇用保険法 | ||
4 | 労働保険料徴収法(徴収法) | ||
5 | 健康保険法 | 5問 | |
6 | 国民年金法 | 5問 | |
7 | 厚生年金保険法 | 5問 | |
8 | 労働に関する一般常識 社会保険に関する一般常識 |
労働 5問 社会保険 5問 |
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▽ 選択式試験の合計得点が28点以上 |
*配点は1問につき1点で40点満点(40問)
この表のように、各科目3点以上で、なおかつ合計得点が28点以上が、合格ラインになっています。
このことから、不得意科目をなくすことと、比較的得点しやすい科目で失敗しないことが、重要になってきます。
(各科目で全て3点得点しても、8科目×3点=24点にしかなりませんので、得点しやすい科目で、確実に得点を積み重ねておく必要があるのです。)
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